2018年度 浅草病院 病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 0 4 59 47 102 171 311 493 542 241
この指標は、平成30年度に一般病棟を退院した患者数を対象としています。年齢は、一般病棟に入院した時点のものを使用し、年齢階級別(10歳刻み)に集計しています。当院の年齢階級別退院患者数の傾向としましては、60歳以上の患者様が全体の80%を占めています。その中でも80歳代の患者様が一番多く、全体の28%を占めている状況です。20歳代の患者様も僅かながら増えておりますが、総合的に70歳以上の患者様割合は年々増加しています。そのため、高齢の患者様の割合が多い傾向にあり、今後も高齢の患者様の増加が予想されることから、地域のニーズに合う医療機関を目指しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 112 23.50 20.92 6.25 86.81
100380xxxxxxxx 体液量減少症(脱水症等) 49 16.47 9.12 6.12 75.71
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 46 19.87 12.58 8.70 82.54
050130xx99000x 心不全 28 16.89 17.66 25.00 79.43
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 25 2.04 2.67 0.00 62.92
当院の内科では、加齢などによる嚥下機能低下が発生要因となる誤嚥性肺炎。心臓の機能低下により血液供給が不十分である状態の心不全。尿閉や尿道カテーテル留置なども発生要因となる尿路感染症が挙げられます。いずれも高齢者に多い疾病であり、平均年齢も70歳以上となっております。また、急性期加療終了後、日常生活機能を取り戻すため回復期リハビリテーション病棟でリハビリを適切に施行しており、施設入所が必要となるケースには医療相談員が中心となりマネジメントを行っております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 47 5.49 5.42 0.00 55.72
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 35 2.34 2.67 0.00 64.09
010069xx99000x 脳卒中の続発症 26 3.08 9.89 0.00 80.42
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 24 6.92 4.96 0.00 73.71
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 24 9.42 8.95 4.17 66.29
当科の対象となる疾患は、消化器系(食道、胃、小腸、大腸、肝臓胆道、膵臓)の良性及び悪性疾患、成人の各種ヘルニアを診療しております。また、脳卒中で寝たきりとなった患者様に胃瘻(胃壁と腹壁に穴をあけてチューブを取り付け、外から直接胃に栄養剤などを注入する治療法。)を造設する手術も行っています。平成30年度の統計では手術を要しない疾患が多く見られますが、手術を要する場合でも患者様の身体に負担が少なく比較的早期に退院が出来るように腹腔鏡下の手術を中心に行っております。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 89 67.24 26.30 5.62 81.43
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 58 39.66 19.61 15.52 79.14
070343xx99x00x 腰部脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)(手術なし) 27 14.26 12.02 7.41 66.96
160660xxxx0x0x 皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創 15 8.80 9.61 0.00 73.67
160980xx99x0xx 骨盤損傷(骨盤骨折等) 15 38.40 19.32 6.67 78.53
当科は関節、筋肉、骨といった筋骨格系の疾患を幅広く診療しております。高齢になって骨粗鬆症になると、若い時と比べて骨が脆弱になっており、転倒などの比較的軽い外力でも骨折することがあり、歩行能力を回復するには手術的治療が最も効果的であり、ほとんどの症例で手術を実施しています。その中でも大腿骨骨折の手術を多く行っています。平均年齢も81歳と高齢の患者様が多い疾患でもあります。入院後3日以内に手術を施行しており、リハビリについても手術の翌日から介入する事で日常生活に早く復帰できるよう目指しています。また、当院は回復期リハビリテーション病棟を有しておりますので、そこでより充実したリハビリ治療も行っております。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患(片眼 94 2.04 2.84 0.00 75.43
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 26 4.42 7.05 0.00 75.65
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患(両眼) 12 9.00 5.39 0.00 80.50
人間の目の中にはカメラに例えるとレンズに当たる水晶体という部分と眼球のまるい形を保ち、外から圧力や衝撃がかかったときにそれらを分散させる役割を担っている硝子体があります。水晶体が濁ってくる病気のことが白内障です。当科では白内障の手術と糖尿病網膜症や網膜剥離など、網膜になにかしらの異常が起きている際、網膜を守るための硝子体手術を主に行っています。予定手術で行っているため、入院日数も平均で約2日、両目でも5日以内で行っています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 36 2.06 2.72 0.00 59.03
110070xx0200xx 膀胱腫瘍(手術あり) 18 6.89 7.20 0.00 72.00
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 17 2.41 2.53 0.00 71.35
当科では腎臓や尿道にできた結石を砕いて排石する手術を行っております。入院期間も約2日と全国平均よりも少し短くなっています。また、膀胱癌の早期治療や前立腺癌の早期発見と早期治療に取り組んでいます。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類基準(※) 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 3 2 3 6 3 11 1 7.8
大腸癌 3 6 9 5 1 34 1 7.8
乳癌
肺癌
肝癌
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
UICC 病期分類とは、癌の進行度合を、①原発巣の大きさと進展度(T分類)、②所属リンパ節への転移状況(N分類)、③遠隔転移(M分類)の有無の 3つのカテゴリによって各癌をⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の 4病期(ステージ)に分類するもので、Stage0は初期段階でStageⅥいわゆる末期癌を指します。
「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指します。  「再発」とは、当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。

  • 集計期間中(平成30年度)に退院した患者様が対象で実患者数を集計しております。
  • 初発の病期分類は、UICC病期分類に基づいたものとなります。
  • 集計期間中に「初発」として集計されたものは「再発」には集計しません。
  • 病期分類が確定する前に亡くなられた場合等は、病期分類は「不明」となります。
  • 医療資源を最も投入した傷病名が疑い病名であったものは集計対象から除外しております。
  • この指標は集計数が10に満たないときは「-」にて表記しております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 6 10.00 53.00
中等症 30 16.13 73.37
重症 21 30.29 81.24
超重症 9 40.67 86.22
不明 0 0 0
この指標では、市中肺炎のみの統計となり、誤嚥性肺炎の件数は含んでいないデータとなります。重症度とは、A-DROPという判定基準を基に全国統一で抽出されております。
市中肺炎とは市中(病院内や老人施設などを除く)で発症する肺炎で、若年層から高齢者まで幅広い年代でみられます。

A-DROPとは下記①~⑤の頭文字をつなげたもので上記項目の該当の有無に応じて軽度から超重症までの分類を行います。
①Age     :年齢(男性70歳以上 女性75歳以上)
②Dehydration :脱水症状(BUN 21mg/d以上又は脱水あり)
③Respiration  :呼吸状態(SPO2 90%以下・PaO2 60torr以下)
④Orientation  :意識レベル(意識障害 JCS方式での判定)
⑤Pressure    :血圧(収縮期血圧 90mmHg以下)
重症度0=軽症、重症度1or2= 中等度、重症度3=重症、重症度4or5=超重症に分類されています。

台東区は東京都内において高齢化率が高い影響もあり、70歳以上で中等症以上の患者様が多く入院されております。年齢が増すほど合併症を併発して重症化率も上がります。血液検査を行い適切な抗生剤を選択し治療を行い、栄養管理やリハビリも早期に介入することにより日常生活へ戻れるように診療しております。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 14 67.64 74.93 15.00
その他 6 89.50 65.00 10.00
急性期脳梗塞の診断で入院される方は発症から3日以内に治療が開始されています。早期診断、早期治療開始、早期リハビリ介入を心掛け、急性期病棟から回復期リハビリテーション病棟への円滑な移行によって、発症後のADL(日常生活動作)障害が軽減されています。本報告では制度上急性期から回復期リハビリ病棟を経由して退院するまでの在院日数となりますので、約67.64日と長くなっています。
その他(3日以上発症日から経過している)の患者様は、他の医療機関からリハビリ目的で転院されてきた患者様です。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 32 1.09 1.84 0.00 65.19
内科の中でも消化器内科において大腸ポリープの切除を行える体制となりました。対象の患者様も増えており、外科も含めて一番多い手術となっております。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 41 0.44 1.02 0.00 62.98
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 19 1.05 4.42 0.00 73.74
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 19 1.63 7.00 0.00 63.58
K735-2 小腸・結腸狭窄部拡張術(内視鏡) 12 0.17 3.50 0.00 90.33
患者様の身体に負担の少ない腹腔鏡下や内視鏡での手術において経験豊富な医師が適切な診療を選択し患者様に説明した上で実施しております。その他にも悪性腫瘍手術(消化器癌)なども腹腔鏡下手術にて施行することで、手術後の平均在院日数も短くなっています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿、上腕) 80 4.70 60.96 3.75 79.66
K0811 人工骨頭挿入術(股) 34 7.65 57.59 5.88 81.94
K0462 骨折観血的手術(下腿、前腕) 19 2.16 12.84 0.00 54.05
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術 15 1.33 2.80 0.00 47.13
平成29年度と同様に大腿骨(股関節周囲)骨折に対しての手術が上位を占めております。また、件数については、平成29年度よりも24件の増加となり、人工骨頭挿入術を含めると30件の増加となっています。大半が緊急入院でありその後手術を施行しております。また、術後は翌日よりリハビリを介入し早期に社会復帰できるように診療しております。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 106 0.00 1.04 0.00 76.00
K2801 子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 33 0.00 3.58 0.00 74.79
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 56 0.00 2.80 0.00 62.80
平成29年度と同様に白内障の手術を多く行っています。また、平成30年度は硝子体の手術件数が22件増加しています。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 36 0.00 1.06 0.00 59.03
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術) 18 1.44 4.44 0.00 72.00
当科では体外衝撃波腎・尿管結石破砕術を施行出来る体制が構築されてから受診される患者様は増加しており、施術の対象となる患者様も36件と前年度よりも16件増加しています。また、膀胱悪性腫瘍手術も19件と前年度よりも大幅に増加しております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

更新履歴

  • 2019.09.30 更新