看護部 - 病院で働くということ

【看護部】 出山 智美 看護部長にお話を伺いました。

浅草病院 看護部長

- 職場の雰囲気は、今、如何でしょうか。

出山 看護部長 職場の雰囲気、看護で言うと、私は良いかなと思ってるんです。というは、私もずっとここでお世話になって、何度か辞めたいと思うような壁にぶつかる時期もあったんですが、10年経った頃、なんでここに10年いたんだろうって一回考えたときに、やっぱり人が良かったので。働いてる人みんな。そういった環境がすごく良かったので、私はがんばってこれたんだ、と思いました。やっぱり優しい人が多いかなと思います。

- 看護部の方針について、聞かせてください。

出山 看護部長 月並みですけど、私の中では、患者さんの立場に立って物事、看護を考えられる人を育てていきたいなと思っています。どうしても、ここは地域密着型なので、地域性を理解しながら看護していくっていうのが方針なのかなと思います。

- 新しく入ってきた人たちに対して、看護部の方針を理解してもらうために、どんなことを重視して教育されますか。

出山 看護部長 誰が担当というような人任せではなく、みんなで育てていきましょうって。新人さんに関しては。新人教育の中心となる人はいますけど、看護部全員で育てていきましょう、プラス、育てる側も一緒に成長していきましょうという考え方です。あと、患者さんに育ててもらうっていうところもすごく大きいので、患者さんも看護部職員も一緒に育っていく。

- 看護部でお仕事されるにあたって、看護部長の実体験で構わないんですけども、仕事のやりがいについてお伺いできますか。

出山 看護部長 個人的には、私たちの中では永遠の課題が人材育成なので、次に育てる人をどういうふうに人選していくかとか、次を託せる人をどういうふうに育てていくか、その人のモチベーションをどういうふうに上げていくか。といったところが、ずっと課題ではあるんですけど、その辺を意識しながら、職員と面談したり接したりはしてます。

あとは、看護は患者さんに対しての看護。自分がこういうふうに考えて、看護を提供したところで、患者さんが、月並みですけど、ありがとうとか元気になったっていったところが、看護師さんとしての醍醐味なのかなと思います。

- 皆さん、看護に対する考え方、「看護とはこうあるもの」というものはしっかり持ってる人は多いですか。

出山 看護部長 「看護観」って言われて、すぐ答えられるかは、なかなか難しいのかなって思うんですが、そこをうまく、私たちが気付かせて、引き出してあげるかっていうところは先輩・上司の腕の見せ所なのかもしれません。
コミュニケーションを取りながら、時には先輩たちの背中を見て、まねしてくれればいいのかなって思うんですけど。理屈だけではだめですし、「見て覚えろ」だけでも伝わりません。バランスが重要だと思います。

- それで自分が思ってたとおりに育ってくれると、それはそれで感慨深いですね。

出山 看護部長 それはやっぱりうれしいです。あと、アドバイスしたことを実際にやってくれたりとか。そうするとうれしいです。

- 職員間の交流は多いですか。

出山 看護部長 花火大会は、こっちに移って(※2016年に新築移転)きてから毎年、ここの8階フロアを会場にして納涼会をやってます。今年3回目になりますかね。本当に希望者だけって形なので、家族も1親等までOKとなってるんです。そこで100名弱。あとは新年会、新人歓迎会、忘年会は150名ぐらい来ますけど。そこで皆さん交流されています。病院自体の規模は小さいので、意外と顔が見えるっていうか、他の部署の顔も見えやすい状況です。私も昔からいたりしたので、いろんな課の人と交流があります。

- 長く勤めている職員が多いのは、この病院に魅力があるからだと思うんですけども、看護部長が感じる浅草病院の魅力は何でしょうか。

出山 看護部長 人間関係です。

- 即答ですね。

出山 看護部長 人間関係だと思います。私の知る限り院内でのイジメなども全くないですね。

- それ大事ですよね。

出山 看護部長 一番だと思う。やっぱ新人さんの、一番、辞める理由ってそこなんです。
いろいろ技術的なところとか、自分の都合だっていう、いろいろなデータ出てますけど、本当は、一番は人間関係なんです。先程も話しましたが、この病院は人間関係は良いので。

その他の魅力としては、やっぱり教育体制のところ、フォロー。看護協会の交流会とか勉強会に行くと、教育体制はしっかりしてると感じます。早いです、AMGは。グループのメリットとか、本部の教育がしっかりしてるかなって、思います。

- その教育体制に魅力を感じて入ってこられた方も多いわけですね。

出山 看護部長 はい。中途採用の方もパンフレットを見て、教育体制がしっかりされてますよね、という理由で入ってきてくれる方もいらっしゃいます。

- パンフレットのイラストにありますけど、ママさんの看護師さんは多いですか。

出山 看護部長 ママさんも結構、多いです。

- ママさんとしても働きやすいと職場と感じる理由は何でしょう。

出山 看護部長 託児所があるんですけど、それは大きいと思います。移転前の旧病院のときからあったんですけど、託児所ができてから、ママさん増えました。そこを使わなくても、ママさんがいる、一緒に同じような環境の仲間、ママさん看護師が働いてるって、すごく大きいんじゃないかなと思います。

- 逆に、男性の看護師さんってどれぐらいいますか。

出山 看護部長 男性は、意外とうち、規模に対してはいるんじゃないかと思いますけど。手術室1人、病棟に5人かな。

- 男性も、女性中心の職場でうまく溶け込んで仕事はされていますか。

出山 看護部長 上手にやってくれてて、1人は病棟師長もいます。

- こんな看護師さんに来てほしい、こんな人なら浅草病院でも活躍できる、そんな人物像はありますか。

出山 看護部長 看護は求められる能力が、やっぱり人なんです。その人が、表情から読み取れるっていうか。完璧に読み取れるまではいかないとしても、そこが看護とつながってきます。この人、ちょっときょう調子悪そうだなとか、そういったところを、察することができる人。 あとは大変なときもありますので、ここ一番で忍耐強い人とか。

【5階 回復期リハビリテーション病棟】 科長にお話を伺いました。

- 回復期リハの病棟で働く仕事のやりがいについて教えてください。

科長 一緒に退院に向けて関われるというか。最初は見守りが必要だったり、介助度がすごい高かったりっていう人たちが入院生活を送る中でいろいろリハさんと協力して、リハビリ以外のところで病棟とかにもちょっと練習をしたりとかして、だんだん車いすからつえ歩行になって。最終的には来たとき全然、歩けなかったのが歩いて自宅に帰られるっていう、そこの過程を見られるっていうところがすごくやりがいがあるかなと感じますね。

- 浅草病院の好きなところ、魅力を聞かせてください。

科長 大学病院にもともといたので、比較対象がそこになってしまうんですけど、やっぱり大きすぎない規模で、スタッフ間の顔が見えるっていうところが話しやすい。 以前の大学病院だと自分の部署しか分からない、とかそういうことがすごく多かったんですけど。これぐらいの規模になると、全体が把握しやすいんですね。 だから相談がしやすいかなっていうふうには思ってますね。

あとは、退院先が見えやすいかなって思います。大学病院のときは、その後どうなってるのかがすごく分からなかったんです。

浅草病院では先程話したとおり、退院後の状況報告も聞けるので。院内の先生が往診に出たりとかもしているので、退院先でどういう生活を送ってるのかとか退院後どうなっているのかっていうのが、やっぱりここに来てより見えやすくなったっていうのはありますね。自分たちがやってきたリハビリが正解だったのかどうかも追えるので。

【6階病棟】 看護師にお話を伺いました。

- 6階の病棟の、職場の雰囲気を、お伺いできますか。

看護師 6階病棟は一般内科になってまして、診療科は主に呼吸器・循環器がメインの、混合病棟になってます。あと眼科です。45床のベッド数で動いてます。

- 人間関係としては、すごく良好な職場という事ですか。

看護師 そうですね。私、前もいくつか病院を経験してるんですけど、ここは多分、人かな。小さい病院だからなのか、看護師はすごく仲がいいです。

- それはプライベートでも、仕事においてもっていう感じですか。

看護師 そうですね。平均年齢が、うちは病棟は30代なんですけど、やはり年代が近い人たちは皆さん、その後、プライベートも仲良くはしてます。子育て世代とか、子育て終わった世代もいるので、年代を超えた交流もなくはないんですけど、同世代同士は特に仲がいいです。
浅草病院 看護師

- 今、お仕事されていて、浅草病院で看護師として働くことのやりがいは何でしょうか。

看護師 内科なので、原疾患に加えていろんな疾患が隠れてるので、そこをどうやって治療しやすいように持っていくか、そういう複雑化している病態を見ていくのが、やりがいになっているとは思います。

また、地元の方も多く、地元の方だと、独居、生活保護、独立行政法人の人たちとの関わりが多いので、退院調整がものすごく大事になってくるんです。特に内科は。それで、退院調整にやりがいを感じてるスタッフも多くいます。

本来、相談室が介入する事も、内科のスタッフが進んでやったりもします。私もびっくりなんですけど。それで在院日数などの数字に反映できてるかなと思ってます。

- 浅草病院の好きなところとか、魅力お聞かせください。

看護師 やっぱり土地じゃないですかね。下町っぽいので、以前は違う病院にも居ましたが、質が違います。ちょっとアットホームな、江戸気質っていえば一言で終わるのかなって感じなんですけど。患者さんとその家族が、結構近い、そんなコミュニケーションがあります。

【7階病棟】 看護師にお話を伺いました。

- 職場の雰囲気はどうですか。

看護師 急性期の外科整形なので、活気があるというよりは、ちょっと何て言ったらいいのでしょうね。内科と違って、おっとり感はないです。
結構サバサバというか、キビキビというか、チャキチャキした感じかな、どちらかというと。

- 仕事のやりがいについて聞かせてください。

看護師 急性期の外科整形だとどこの病院もそうだと思うんですけど、本当に目に見えて良くなっていくのが分かって、特に整形や外科もそうなんですけど、術後、どんどん動けて、早期離床で多少、厳しい思いをされながらも、ありがとうって帰っていかれるところは、やりがいがあります。

- 浅草病院の好きなところ、魅力を教えてください。

看護師 疑問に思ったところを先生にも、本当に聞きやすいです。
浅草病院 看護師

- 他の病院じゃ、あまりない事ですか。

看護師 今後の方針だったりとかも、本当に先生に率直に聞きやすいですし、先生たちもこちらの立場も考えて答えてくれるので、そういう点ではすごくやりやすいと思います。ですから、疑問に思ったら遠慮なく聞いてくれるような人でしたらすぐに馴染めると思います、結構、若い方たちは頭では思ってても口にしない人たちって多いですけど。

- 7階病棟の看護師さんたちの方針みたいなものってありますか。

看護師 薬を使ってでも動かすみたいな。もう動かす、どんどん動かす。 術前も結構、今って筋力低下を、予防のためにどんどん動かしていくんですよ。で、術後も本当に動かして。優しくないっていったら優しくないんですけど。

- 患者さんのためということですよね。

看護師 鬼と言われようがなんと言われようが、どんどん動かしていってADL(※日常生活動作)を上げていくっていうのが、大切だと思います。筋力も戻りますし。

- そうすると退院した後の生活が、いつもどおりに戻るのが楽になるってことですよね?

看護師 できることはなるべく自分でってことで。
退院した後のことを考えてなるべく動いてもらう。なので入浴も、もしご本人さまがお風呂をおうちで練習したいって言えば、もう本当に湯船もためて入れてあげます。

【HCU(High Care Unit)病棟】 看護師にお話を伺いました。

- 職員の皆さんは良い関係性でお仕事を出来ていますか。

看護師 いいです。他の病棟よりはユニットが小さいので。他の病棟だと30人ぐらいですかね。ですけど、私たちは10人ぐらいのちっちゃいユニットなので、まとまった感じはあります。

- 関わる密度が、皆さん一人一人深いような感じですね。

看護師 その分いろいろ、ちょっと詰んだ話とか、細かい指導とかも入るので、その分、関わることは多いと思います。

- お仕事されていて、一番やりがいを感じることは何でしょうか。

看護師 ケアだけじゃなくて、先生とのコミュニケーションを取って、治療がメインになる病棟なので、その辺ですね。先生とのコミュニケーションで決まった治療が、患者さんに対してうまくいったときは、やりがいを感じます。

- 皆さん、使命感を持ってやられてる方が多いんですね。

看護師 若い子がいる分、活気があるといういい面もありますが、一方ではチームとしての経験値でいうと力不足とも言えるので、やりたいけどできないっていうもどかしさに近い部分と、自分たちも切磋琢磨しながら成長が必要という感覚だと思う。HCUにいるってことは、忘れてほしくないっていうか、その気持ちを変えちゃったら、HCUにいる意味がなくなってしまうので、自分たちがハイケアとしてやってくっていうことは認識してもらいたいとは思います。

- ハイ・ケア・ユニットとしての基本的な方針はありますか。

看護師 重症でも軽症でも一緒ですけれども。患者自身のことを忘れないように。意外に治療に目が行きがちになってしまうんですけども。私たちは看護師なので、看護は絶対、忘れちゃいけないという感じですかね。
浅草病院 看護師

- 病棟自体がそういう病棟ですもんね。

看護師 手を抜いちゃいけないとか、その分コアな人数でいれるので、その分やることも多いですし、質も落としてはいけないと思っているので、その質をどうやって担保するかが一番、難しいところです。継続していかなければいけないので。

- 浅草病院の魅力、好きなところはありますか。

看護師 私がここに来て、いいなって感じたのが、世帯がちっちゃいので、いろんな部署の人たちと話すことができて、いろんな所で情報共有ができるところは、すごい良いと思います。

それこそリハビリのスタッフとか、ソーシャルワーカーさんとか、薬剤師さんとか、昔、私でっかい病院にいたので、誰がいるかも分かんないぐらいだったんですけど、今は全く違います。

- 顔が見える環境でお仕事が出来るということですね。

看護師 顔が見えて、コミュニケーションを取りながら、例えば薬のことも気軽に聞けますし、逆にこちらが伝えられる情報もかなりあるので、それはすごくいいとこだと思います。

でっかい病院だと、リハビリさんも誰がいるか分かんないぐらい。本当に上の人たちは分かりますけども、毎日入ってくる人は誰なんだろうとか。薬剤師さんも声は聞くけど、別に話はしないかなっていう。

- 浅草病院に関しては、アットホームというか、距離が近いんですね。

看護師 医療事務さんとかも全然、話せて、DPCとかのお話もしてくださいます。分からないことがあったら気軽に聞けるので。

- そこは業務にも生きてきますか。

看護師 お互い、看護師もプロだし、リハビリもプロだし、薬剤師もプロだと思っているので。それぞれプロとして話ができるっていうことは、治療にもプラスにはなると思います。

- 他部署と連携をすることによる、患者さんのメリットはどんなことでしょうか。

看護師 看護師に聞いてくれれば、どこの部署でも連絡が取れます。たらい回しとか、あれ行ってこれ行って、ではなくって、薬のこと聞けば薬剤師に聞いて、必要な説明があれば薬剤師のほうから来て、ちゃんと説明してくれます。リハビリも細かなスケジュール調整とか、全部リハビリさんと看護師とかと話して、患者さんの要望があれば、そこである程度の調節できます。

- 浅草病院で看護師として働く人に向けて、それと男性看護師を目指してる人に向けて一言、メッセージをいただけますか。

看護師 男性は今すごい増えてると思いますし、私も地方の研修とか外部の研修、出てるんですけど、男性の方がどんどん増えているので、その分、昔よりは居心地は少し良くなったのかなって。

- 以前は気を遣いましたか。

看護師 その辺の気遣いは、そこで覚えたような感じはしますし、ちゃんと認められる場が多くなってきているので。あと、専門看護師さんとか、認定看護師さんとか、ちゃんと資格を持ってプロとしてっていう認識がどんどん濃くなってるのかと。その分、やりがいはあるのかな。認定さんの友達とかも、かなり男性が多くなってるので。

【健診センター】 看護師にお話を伺いました。

- 職場はどんな雰囲気ですか。

看護師 すごく、連携を取らないとできない仕事ですので、お互いコミュニケーション取りながら助け合って。状況によっては、いろいろ変更してかなきゃいけないとか、もっとこうしたほうがいいんじゃないかな、というような内容が発生した場合は、それも話し合ってやっていけてます。

- 今、健診センターで働くことの、お仕事のやりがいは何かありますか。

看護師 一つの受診者さまに最後まで結果をお届けするっていうところを、一連の流れを協力しあって、やっていけるというところの、やりがいがあるかなって思います。

何をやりがいを持ってやるべきなのかな、なんて思ってましたけども、そういうことを、ここのところ感じるようになって、仕事も何となく覚えてきて、スムーズに仕事が流れるようになってきて、こういうのが健管のほうでは楽しい仕事なんだなっていう、そういうの意識しています。

- 浅草病院の好きなところとか、魅力をお伺いしたいんですけど。

看護師 よく受診者さんも言われますが、病院がきれいでとても来やすいというふうに、おっしゃられてるので、そういうところも。職員も働きやすい、きれいな職場で働くことは気持ちがいいと思いますので、そういうところもありますし。

あとは、浅草病院は紙カルテですので、そういう意味では、職員同士、よくコミュニケーション取ったり密接に関わっていかないと、仕上げていけないような書類とかもあったりしますので。あと、患者さまに接するときも、パソコンでやりとりをするっていうことは、事務的な形になってしまうので、そういう意味では浅草病院は、受診者さまとかの接し方は、ある程度、そういう気持ちを持って接せられるところは、アナログであるからこそできることなのかなっていうところを感じてて。
職員とのやりとりもすごく関わりがいいので、そういう意味では浅草病院のいいところっていうのは、つながってるところでいいのかなとは思います。お互い助け合えるとこです。

- 一番うれしかったこと、やってよかったなってこととかは。

看護師 仕事で楽しいって思えるのは、スタッフと協力し合って、単位としては1日になりますけど、一緒に協力し合って仕事ができるってことですかね。本当に大変だと思うんです。いろいろ書類も多くて、大変な仕事なんですけど、みんなが不満言わずに一生懸命取り組んでくれてるので、そういう姿。

一番最初は、入職された方も、大変だと思うんですけども、日を追って一生懸命努力して、いろいろ毎日しっかり覚えて仕事はしてくれてる状況で、期間がたてばしっかり仕事を覚えてくれるんです。そういうシステムを経過して、仕事をしてくれてるっていう状況が、すごくありがたいなって思います。
浅草病院 看護師

- そういう子たちの成長を感じると、それはそれでうれしいわけですね。

看護師 すごくみんな努力家です。努力家で、多少、私のほうには入ってこない不満もあるかもしれませんけども、一日一日を一生懸命やってくれてるなって、それは伝わってきます。

- これだけはやっておいてほしいこと、などありますか。

看護師 受け入れる姿勢として、素直な気持ちで入ってってくれると先輩たちも気持ちよく接してくれるのかなって思います。分からないことは分からないで、素直に言ってもらっていいと思いますし、そこのところは素直な気持ちでっていうのが、今まで見てきた職員の中で、一番いいのかなと思います。

【外来・内視鏡センター】 看護師2名にお話を伺いました。

- それぞれその看護師さんとしては、どういった立ち位置で関わっていく形ですか。

看護師 受付から検査の内容説明、あとは直接の介助をさせていただいて、終わりまで関わることになります。

- 職場の雰囲気についてお伺いできますか。

看護師 一言で言うと、かなり家庭的っていうか、アットホームな感じで明るい職場だと思っております。

- 職員間の交流はあるんですか。

看護師 職員の交流は、一応、歓迎会とかはありますけれども、やはり家庭がありますので、なかなか仕事終わりにちょっと一杯とかっていうのはないんですけど。後は個別にいろいろ皆さん、ママさんたちはママさんたち同士で子どもを連れてピクニックじゃないですけど、そのような形で出掛けていたりとかは、結構お子さんを連れてっていうことが多くありますね。

職場の雰囲気で言いますと、困ったときとかはすぐ該当部署に電話をかけると対応してくれますので、物が言えないとか言いにくいとかっていう形ではないですね。一緒に、何か問題が起こったときには考えていただけるような関係になってます。

- それは医師の皆さんに対しても同様に話し掛けやすいですか。

看護師 先生がたも、話し掛けにくいっていうことはないと思います。外来は患者さまがいらっしゃらないと先生と看護師だけが残されるようなことがございますので、そこでお話ししたりとか相談したりとかっていうことは結構、行われています。雑談も含めてですけど。

- 移転(※2016年に新築移転)して仕事のしやすさもだいぶ変わりましたか。

看護師 広くなった分患者さんに対応するブースとかも増えたりとかして。

- 応募されてきた求職者の方たちが浅草病院を志望した理由としてはどんな点が多いですか。

看護師 有給が取りやすい。お休みが取りやすいっていうところですかね。あと自分のスキルを伸ばしてもらえるっていうところも聞かれてますね。

- どんなスキルが伸ばせると感じたんでしょうか。

看護師 当院は上尾中央医科グループでして、教育体制っていうところでは結構しっかりしているので、いろいろな研修にも出席させていただけますし、学会の手助け、お手伝いとかも積極的にやってくださるので。

- そのスキルを伸ばせるっていうのに魅力を感じる人たちは、最終的にどんな目標を持たれてる方が多いですか。

看護師 外来ですと内視鏡の技師免許を取得したいという方が結構いらっしゃって、それを目的に当院に就職される方もたくさんいらっしゃいます。

- 内視鏡の技師免許は何年ぐらいで取れるものですか。

看護師 2年、内視鏡の実務に携わって。

- 実務経験が必要なんですね。

看護師 そうですね。実務経験を積んでいただいて、件数とかも何件以上っていう条件があります。でも2年やっていただければ、クリアできるかなっていう件数はできてるので、あとは、その技師免許を受けるにあたって試験がありますね、毎年1回。

また、カリキュラムの中で学会には出席していただかなきゃいけないので、そこはお休みを優先的に取っていただく形ですね。で、試験が近くなってくると皆さん、追い込みの時期になりますので、業務に空いている時間があれば勉強時間として充てていただいてます。

- そういった休みや勉強時間が取りやすい環境であるっていうのは魅力になるわけですね。

看護師 職場環境が、協力体制がすごいと感じるはずです。

- 看護師をこれから目指す人に向けて、お仕事のやりがいをお聞かせください。

看護師 もともと私は病棟にいたんですけども、患者さんに寄り添える職業っていうのが本当に人との人生とかに関われる仕事だと思っているので、病棟では入院から退院まで、で、そして退院後まで関われるところ、本当に寄り添ってその患者さまの生活に密着して何かができるっていうことが、とてもすてきだなって思います。

浅草病院 看護師
外来に来てからは慢性疾患の患者さんがたくさんいらっしゃいますので、地域の患者さまが浅草病院に来れば元気になれるっていうその一言を聞くことっていうか、本当に患者さまのそばに浅草病院があるんだなっていうところを実感していて、そこが頼りにされているっていうところですかね。

外来の場合が慢性疾患の患者さんですので、良くも悪くもならないように、今の現状を維持して日常生活が送れるようにサポートをするっていうような役割だと思うんですね。 体調が悪くなったときにちょっとした変化にすぐ気付けるように、私たちがあいさつしながら、外来で立っていて気付いてあげられるっていうところも、患者さんに声を掛けやすい環境にあるのかなっていう風に感じます。そうなったのも、病院移転が大きいと思います。移転の前の病院ですと建物が狭かったので、ずっと同じブースに入り込んでるっていうことが結構あったんですけど、移転後は広い分、看護師が外に出て行くんですね。

外来だと入院のときみたいに悪くなってから良くなるまでの流れがあんまり見れないんですけれども、その一瞬の関わりの中でどれだけ信頼関係を築けるかっていうのは、コミュニケーションが大事とは思うんですけど。

患者さんもさまざまなので、その方たちの年代に合わせたコミュニケーション方法を選んでいて、浅草病院は結構、皆さんコミュニケーションスキルが高いなっていうところはありますね。下町の患者さんも多いからかもしれません。

患者さんとの距離が近いっていうのを実感したのはここの病院が初めてかな。結構、近いですね、患者さんとの距離は。

- 将来やりたいことを見つけるのに迷っている学生のみなさんに、「看護師やってみないですか?」「看護師として働くということ」を伝えて背中を押してあげるとしたら、どんな言葉を贈りますか。

看護師 勉強したこと、自分が技術、身に付けたことを実践することでスキルアップしていけるので、「自分を磨く」ことができるっていうところが魅力かなと。自分を高めていける。「これでいい」っていう終わりがない。

日々勉強ですね。
人に直接触れる仕事で、距離も近くなるので、気持ちの変化に敏感になるというか。人とコミュニケーション取るのが好きな人だったら、スタートラインに立ちやすいかもしれませんし、やりがいを持てると思います。

- 浅草病院の好きなところ、魅力を聞かせてください。

看護師 好きなところ?スカイツリーが見えます。で、浅草お祭りが多い。にぎやかですね。病院もまだ建ったばっかりなので、きれいなので環境もとてもいい。病院から隅田川の花火見れますね。院内では花火が見れます。しかも屋上を開放して。すぐそこのスカイツリータワーの横でバンバン上がるので。

あと他職種の人との、さっきも出たと思うんですけど、垣根があまりないので。仲良くなって、変な壁がない。お願い事はしやすいかなっていう。行事が多いので、そういうふうになるのかなとも思います。

ママさんにとっても、いい職場ですね、看護休暇も取れるようにはなってますし、外来はママさん経験が多いのでお子さんの熱とかっていうところでは、皆さん文句を言わず帰してくれるっていうところですかね。

働きやすいし、保育園もあるのでそこにに預けて。病院と提携している保育園なので、「じゃあ、ちょっとここの業務まで」っていう感覚で預けられる。ちょっとお熱が出たとしても。それから迎えに行ってっていうところではちょっと融通がきく保育園。
保育園に入れないっていうところがあるので、それでやっぱり足踏みしてるママさんたちが、ここは保育園があるので就職しましたっていう人たちも多いです。

【手術室】 看護師にお話を伺いました。

- 業務の内容についてお聞かせ下さい。

看護師 先生が手術をしてるところの補助がメインです。麻酔がかかって、患者さんの意識がない状態での、一番、病院に入院されて患者さんにとってはメインな治療の一部分を担っていると思います。やはり命に直結するいう意識を強く持っております。

- 間違いは許されないですもんね。

看護師 そうですね。手術室の目的としてはやはり事故がないようにっていうことが一番で、あとは先生がたとの連携、コミュニケーション密に取るとか、私たちが医師の指示の下で動く部分がかなりあるので、事故が起きないように意識しています。

- 緊張感があるお仕事だと思うんですけども、その中でも少し息抜きといいますか、職員の人たちで談笑するような雰囲気はあるものですか。

看護師 あります。かなりそこは、オンオフは大きいと思います。

- オンのときはかなりピリッとした現場ですもんね。

看護師 そうですね。やはり冗談とかは一切、言うような雰囲気ではないので、緊張した状態のなかで医師も看護師もいますので、その緊張が解かれるとリラックスした感じになります。先生がたとも仲良く話をさせていただいてるというような感覚はあります。

- お仕事のやりがいについてお聞きしたいのですが。

看護師 患者さんを相手にしたことを言うと、術前訪問とか術後訪問っていうところに関わっているので、手術前に「私たちが手術室で担当いたします」っていうあいさつをさせていただいて、なるべく不安を軽減していただきます。
手術中はほとんど麻酔がかかった状態なので覚えていらっしゃらないのですが、終わってからもう一度伺うと、「お世話になりました」と言われると、手術室に入って何かされたことは全く覚えていないとはおっしゃるけど、元気になっている姿を見ると、私たちがそこの部分で関わってるんだなっていうふうなところでやりがいを実感します。
浅草病院 看護師

- 浅草病院の好きなところ、魅力についてお聞かせ下さい。

看護師 病棟のフロアと手術室とか外来とかいろいろその部門を考えたときに、自分がいる手術室は規模として一番小さい職員なんですね。6人だけっていうのは一番少ない部署だと思うんですが、だからこそやっぱり家族的な、他にいないので、みたいな感じの仲間意識はかなり強いです。言いたいことは言っていけるような関係性はつくっていると思います。

- 移転(※2016年に新築移転)前と一番変わったと感じたのはどんなところですか。

看護師 当たり前のことですけど建物がかなりきれいになって、とっても働きやすくなりました。

- 働きやすくなったと感じたのは設備の新しさとかそういうところですか。

看護師 そうですね。やっぱり全てにおいて新しくて広くて設備を整えてくれたっていうふうな、病室のところにしても手術室においても見学にいらっしゃる方が、広くてとても設備が整っているとおっしゃるので。十分なスペースがあってうらやましいといったこともおっしゃってくださいます。やっぱりそういう設備の中で自分は働いてるんだという点はすごく幸せに感じます。
それと、病院っていう売りと一緒にこの環境とか浅草っていう下町の良さとか観光名所っていうような中での、この病院の置かれている位置とか在り方っていうのはすごく環境に恵まれてると思います。

- ママさんの看護師さんとかはいるんですか。

看護師 ママさんもパパさんもいます。そういった方たちが働きやすい環境も売りだと思います。お子さんの体調不良で勤務の調整なども出来る限り聞けるようにしています。やっぱり他の職場とか病院は言いにくい雰囲気があると聞いたことがありますが、浅草病院は言いにくい、ということは無いようです。

- じゃあ、理解は得られやすいっていうふうな認識なんですね。

看護師 人数が少ないので1名休むとかなり大きいところはあるんですけども。でも、その分みんなもカバーしてやらないと仕方ないねっていうふうなところでは言ってくれてるので。お互い様ですし。

- 自ら希望して入られた新卒者の方は、手術室でどの様な仕事をしたいと思っていたのでしょうか。

看護師 やっぱり専門性を身に付けたいんだと思います。実習での印象とか、もしかしたら何かいい印象があったんでしょう。学生のときに勉強で興味を持って手術室に行きたいっていうふうに思ったと話してくれました。

- 浅草病院で働きたいって志望する方たちの、志望理由で一番多いのってどんな理由でしょうか。

看護師 病院見学に来たときにすごく雰囲気がいいのを感じたとか、みんなが気兼ねなくいろんな部署の人たちがあいさつしてくれたとか、すごく雰囲気が良かったので、働きやすいのかなと思ったっという話は聞きました。

- どんなタイプの人が手術室での仕事が向いてると思いますか。

看護師 そうですね、専門性を極めたいと思ったらかなり強みになると思います。いろんな意味で限られた経験っていうか知識を学ばなければいけないので。
医者が手術をしているところの流れを先読みして、きちんとその渡す物、手術の流れとかっていうのを読み取れるようになれれば一人前ですね。もうそれでスムーズにいって、イレギュラーなことがあったりしても、すぐに対応して物を出してとかそういうことを先回りとか読んでやれるってところになると、やっぱり先生たちも一目置くような感じになるので。