MRI検査(磁気共鳴診断装置)

MRI検査は強い磁場と電磁波を用いて体内を断面画像として描出する検査です。特徴として放射線被ばくが無いことと任意の断面を撮影できることです。
MRIは全身に対して優れた検出能力を持っています。中でも頭部、脊椎、骨盤部、関節などに高い能力を発揮します。薬を使うことなく、血管の画像を撮影することもできます。ただし、騒音と検査時間を要することが難点です。

頭部(脳梗塞)
脳血管MRA
MR胆管膵管撮影
膝(半月板損傷)
腰椎椎間板ヘルニア

【検査機器・設備】

当院はGE社製の1.5TMRIを導入しています。

【撮影方法】

磁場を使用した検査のため、金属類を持ち込むことができません。手術などで体内に埋め込まれたものも同様です。検査前に医師と問診を行うので、ある場合は必ず申し出てください。

MRIはとても動きに弱いです。カメラで写真を撮ることと同じですので動いてしまうと、きれいな写真が撮れないため、検査中は動かないようにしてください。

1部位につき検査時間は約30分です。検査によっては、約1時間程度かかる検査もありますので、ご了承ください。